イチョウファームについて

日本イチョウファームは、福島県相馬郡新地町にて、厳格な生産管理体制の下、イチョウ葉の栽培、生産を行っています。

福島県相馬郡新地町の肥沃な土壌と、日本イチョウファームの優れた栽培技術によって、新鮮で安全なイチョウ葉を栽培することができます。
ここでは、イチョウ葉エキスの品質、農場、工場、書籍や報道記事を通じて日本イチョウファームをご紹介します。

イチョウ葉エキスの品質

日本イチョウファームのイチョウ葉は、厳格な生産管理方法に基づいて有機・無農薬栽培を行っています。

その生産管理方法での栽培されたイチョウ葉の品質は、安全で国内屈指の品質です。

イチョウ葉管理栽培について

最高品質のイチョウ葉エキス商品『相馬発元気ちから』を製造するために、新鮮で安心・安全なイチョウ葉を生産する有機・無農薬栽培が基本です。

近隣農地からの農薬の影響を避けるため、隣接地は森林、原野、休耕地など、影響がない環境の農地を使用します。また、収穫した葉の搬入時間が乾燥工場まで、車で30分圏内とし新鮮さを保ちます。

育成畑で種子(銀杏)からの発芽・育成させた苗木は、最良の苗木を選抜し生産畑に移植・生育させます。

葉の成分を一定に保つため、適切な樹齢に達したら収穫期が終了した冬季に、幹を地上から一定の高さで切ります。(台切り)

親会社の常磐植物化学研究所の協力を得て、葉の生育状況確認のため、法則にしたがって葉を採取し成分分析を行います。

乾燥条件として、採取後一定の時間内に乾燥を開始します。また、その日に収穫した葉はその日に乾燥を完了します。

農場のご紹介

イチョウ葉栽培農場は、全面積で15ヘクタールあり、その100%が新地町内で栽培されています。

その中でも日本イチョウファームの研究栽培農場は、駒ヶ嶺地区の鹿狼山麓にあり、高品質のイチョウ葉を栽培するための試験を行っています。

農場の規模

イチョウファームのイチョウ葉栽培は全面積で約15ヘクタールあり、その100%は新地内で栽培されています。農場施設は研究栽培農場、栽培農場などの農場団地に分かれています。 なお、平成13年2月鹿狼山麓に新地町遊休農地活用計画によって集積された、約4ヘクタールの農用地(一部山林)が新たに追加されました。

研究栽培農場

相馬野馬追祭で全国的に知られる福島県相馬郡。太平洋を臨む阿武隈山地の名山としてそびえている鹿狼山(430m)山麓に広がっている新地町は、イチョウの生育に適した気候風土です。 ここ新地町に広大な栽培農場を持つ日本イチョウファームは、長年にわたる栽培技術の研究と無農薬・化学肥料を用いない有機農業で、最高品質のイチョウ葉を生産しています。 研究栽培農場は、駒ヶ嶺地区の鹿狼山麓にあり、その面積は2.0ヘクタールと最も大きく、高品種のイチョウ葉を生産するための試験を行うため、常磐植物化学研究所の支援を受けながら試験栽培をすすめています。

主な研究課題

イチョウ葉栽培

1. 高品質・高収量を上げるための剪定方法
2. 有機栽培での肥培管理方法と葉の収量・品質との関係
3. 雑草抑止対策としての牧草(緑肥)の導入と刈草による地表被覆の効果試験
4. 無化学肥料のための堆厩肥施用の適量・適期試験
5. 無農薬のための病虫害防除法に関する試験

ブルーベリー栽培

1. 土壌適応性のより高い優良苗木の開発と生産
2. 国内外から取り寄せた多品種のブルーベリーの導入と栽培技術確立のための研究
3. 多品種のブルーベリーの栽培拡大
4. 多品種のブルーベリーの加工販売

日本イチョウファームのイチョウ

左側の大きな葉が優良種として選び抜かれ、剪定と有機栽培によって改良されたイチョウ葉で、その大きさは写真からもおわかりいただけると思いますが、約20cmにもなり,葉の肉厚も約1mmぐらいあり、雄葉のみをエキスの抽出に使用しています。

※右側の小さな葉が一般のイチョウ葉です。

工場のご紹介

イチョウ葉成分の抽出・精製を、植物化学の専門企業である(株)常磐植物化学研究所にて行っています。

常磐植物化学研究所は、植物成分の抽出・分離・精製に関する幅広いノウハウを蓄積しています。

常磐植物化学研究所

イチョウ葉成分抽出・精製ならびに健康食品加工を担当する研究所で、元・国立衛生試験所長・松尾 仁博士によって設立されて以来半世紀、日本の植物化学界を常にリードしてきた業界のパイオニアです。
高度な抽出・精製・分離技術には世界的に定評があり、多くの医薬品・健康食品メーカーに原薬・原材料を提供しています。
研究所内施設には、植物有効成分の分離技術の開発・分離精製物の検定など各種研究を行う施設を備えて、皆様にお届けする商品の品質を責任をもって保証できる体制を整えて日夜努力をしています。

研究施設

成分分析研究室

常磐植物化学研究所は、長年培った抽出・精製技術のノウハウを活かし、イチョウ葉エキスの有用性安全性に着目し、イチョウ葉の成分分析をUPLCやLC/MS/MSなど最新の分析設備により行なっています。
安全で安心、信頼される製品をご提供するために、一貫した生産体制を整えています。

植物有効成分抽出・精製・分離工程

常磐植物化学研究所では日本イチョウファームで厳格に生産製造されたイチョウ葉原料の抽出・精製を行っています。また、数L数~千Lサイズの抽出装置を多数保有して、低温?高温・高圧処理を行ないます。
更に、合成吸着樹脂、イオン交換樹脂、活性炭による脱色などを用い、イチョウ葉エキスの製造を管理運営を行なっています。

分離抽出成分の分析

常磐植物化学研究所では、イチョウ葉エキスの抽出成分分析を下記の機器を使用し行なっています。保有機器は、UPLC-MS(超高速液体クロマトグラフ‐質量分析計)、HPLC-MS/MS(高速液体クロマトグラフ‐タンデム質量分析計)、HPLC-PDA(フォトダイオードアレイ検出器)、HPLC-ELSD(蒸発光散乱検出器)、取用HPLC-UV/VIS/RI(紫外/可視/示差屈折率検出器)、リサイクル分取HPLC、GC-MS(ガスクロマトグラフ‐質量分析計)です。
常磐植物化学研究所では、イチョウ葉原料のトレーサビリティ調査、農薬等ポジティブリスト制度への対応、製造工程の監査などを行ないながら、お客様により安全でより高品質な製品をお届けできるよう活動しております。

書籍のご紹介

日本イチョウファームの創業者である平間正治が国際協力事業の一環として生涯かけて関わってきた海外農場指導の40年の歩みを描いた『風と光とマカダミアとー海外農業指導者一筋40年の歩み』(株式会社国際協力出版2003年7月15日初版発行)のご紹介をします。

風と光とマカダミアと

マカダミアナッツ生産で世界第3位になったケニア。そこには日本のプロジェクトを率いるエキスパートのひたむきな情熱とたゆまぬ努力があった。 海外農業指導をライフワークとした著者が歩んだパラグァイ、ブラジル、ボリヴィア、そしてケニアにおける国際協力の軌跡。

編集・発行:株式会社国際協力出版会
著者   :平間 正治
A5判 上製:192ページ
本体価格 :2,100円 (税込)

本書は、当社の創業者である 初代社長 平間 正治 が国際協力事業の一環として生涯をかけて携わってきた海外農業指導一筋の40年の歩みをまとめ上げたものであります。

 

第1編 戦後の農業復興をめざして
第2編 海外移住事業とともに
第3編 アフリカの大地へ

 

の3編より構成されており、 「******わが国の国際協力事業が果たした貢献については、やがて歴史のなかに埋もれてしまうのではないかという恐れを抱いた。私がこの記録を書いて 残そうと思い立ったのは、長年海外移住や海外技術事業に携わって来た者のひとりとして、その間の苦労や経験とそこから得た教訓を取りまとめ、若い後継者 の方々に伝えていきたいとの考えからである」(著者前書きより)

報道記事のご紹介

(有)日本イチョウファームが今までに報道された報道記事をご紹介します。

河北新報、福島民報、日本経済新聞、日本農業新聞、文芸春秋等の記事をご紹介します。

マスコミ取材記録

当社の初代社長 平間 正治の国際協力事業団(JICA)における画期的な活動に続いて、その任期を終えて郷里に戻っての国内の土地利用改善と農業振興のために企画した、有限会社 日本イチョウファームの活動が話題となり、テレビ、新聞、月刊誌、健康関連雑誌など数多くのマスコミからの取材を受け話題となっています。

新聞

福島民報、日本農業新聞、河北新報、日本経済新聞、元気新報、全国農業新聞

月刊誌

文芸春秋、PHPほんとうの時代、Voice、THE21(PHP研究)、クロワッサン、

テレビ

福島テレビ

雑誌

コロンブス