イチョウファームのイチョウ葉栽培は全面積で約15ヘクタールあり、その100%は新地内で栽培されています。農場施設は研究栽培農場、栽培農場などの農場団地に分かれています。
なお、平成13年2月鹿狼山麓に新地町遊休農地活用計画によって集積された、約4ヘクタールの農用地(一部山林)が新たに追加されました。
相馬野馬追祭で全国的に知られる福島県相馬郡。太平洋を臨む阿武隈山地の名山としてそびえている鹿狼山(430m)山麓に広がっている新地町は、イチョウの生育に適した気候風土です。
ここ新地町に広大な栽培農場を持つ日本イチョウファームは、長年にわたる栽培技術の研究と無農薬・化学肥料を用いない有機農業で、最高品質のイチョウ葉を生産しています。
研究栽培農場は、駒ヶ嶺地区の鹿狼山麓にあり、その面積は2.0ヘクタールと最も大きく、高品種のイチョウ葉を生産するための試験を行うため、常磐植物化学研究所の支援を受けながら試験栽培をすすめています。
左のイチョウ葉の写真は、左側の小さな葉が一般のイチョウ葉です。
右側の大きな葉が優良種として選び抜かれ、剪定と有機栽培によって改良されたイチョウ葉で、その大きさは写真からもおわかりいただけると思いますが、約20cmにもなり,葉の肉厚も約1mmぐらいあり、雄葉のみをエキスの抽出に使用しています。